トレーニング科学・発育発達老化

 尾崎研究室
 
 東海学園大学スポーツ健康科学部

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  筋力アップ教室 〜軽負荷筋トレ編〜【2023年4月26日〜7月19日】

 自分の体重やチューブを利用した筋トレで筋力アップを目指す初心者・中級者向けの教室です。スクワットや腹筋運動など基礎から丁寧に指導します。しっかりと筋肉をつければ動くことが楽になり、より元気な生活を送れるようになるはずです。シェイプアップにも効果的です!!

教室終了後も、大学の施設を利用しながら、運動を継続できる仕組みも考えています。詳細は教室にてご説明します。

教室の詳細


日   時 : 2023年4月26日〜7月19日 計12回
     (毎週水曜日 10:50〜11:50, 5月3日はお休み)
場   所 : 東海学園大学三好キャンパス 5号館3階アリーナ
対   象 : 運動に支障のある内科的・外科的疾患のない22歳以上の方
     (原則、学生は不可) ※定員30名(先着順)
参 加 費 : 5,000円/全12回(保険代含む) ※初日に徴収します
指 導 者 : 尾崎 隼朗(東海学園大学スポーツ健康科学部准教授)
      東海学園大学スポーツ健康科学部の学生
持 ち 物 : 室内用シューズ、飲み物 ※運動が出来る服装でお越しください
申込期間 : 2023年3月31日(金)

※新型コロナウイルスの感染状況によっては、プログラムを休止する場合があります。
※初回と最終回の測定は、8:30〜12:30の間でご都合の良い1時間程度をご予約頂き、
 実施する予定です。詳細は参加者の方にご連絡致します。


定員に達したため、申込を終了しました。



ご相談・お問い合わせは下記まで

<三好ともいきスポーツクラブ事務局>
  〒470-0207 みよし市福谷町西ノ洞21-233
  東海学園大学三好キャンパス5号館2階
  電話:0561-36-6614
  メール:mtsc@tokaigakuen-u.ac.jp


具体的な実施内容

初回(第1回)と最終回(第12回)は体力測定を実施します。ご自身の現在の体力レベルを確認して、トレーニングの目標を立てましょう。最終回の測定では、測定値が向上するように頑張って取り組んでいきましょう。

第2〜11回の10週間は、トレーニング期間です。1週間に1〜3種目ずつ丁寧に指導していきます。10週間で下記の9種目をマスターしていきます。

【予定トレーニング種目】
  @ スクワット
  A クランチ
  B プッシュアップ
  C シングルレッグ・ハイニー
  D ヒップリフト
  E ヒールレイズ
  F シーテッドロウ
  G ショルダープレス
  H スプリットスクワット

これまで筋トレに取り組んできたことがある方にとっては、聞いたことのある種目が多いかもしれません。しかしながら、筋トレの効果を得るためには、基本的な種目を深く理解して実施することが重要です。各種目を正しく理解した後は、実際にトレーニングに取り組んでいきます。

教室で週1回、教室で取り組んだメニューをご自宅で週1回、週に計2回のトレーニングを継続していきましょう。最終回の測定ではきっと効果を感じられるはずです。

教員の紹介


尾崎 隼朗(おざき はやお)
東海学園大学 スポーツ健康科学部 准教授
博士(スポーツ健康科学)
専門分野:トレーニング科学、発育発達・老化、運動生理学
東海学園大学男子サッカー部フィジカルコーチ

日本トレーニング科学会 編集委員 2019〜2025年
日本体力医学会 評議員 2017年〜
日本健康体力栄養学会 評議員 2019年〜

学歴
2012年3月
 順天堂大学スポーツ健康科学研究科 博士後期課程 修了
 博士(スポーツ健康科学)取得 (内藤研究室)
2010年3月
 東京大学新領域創成科学研究科 修士課程 修了 (安部研究室)
2008年3月
 早稲田大学スポーツ科学部 卒業 (岡田研究室)
2003年3月
 専修大学松戸高等学校 卒業

主な職歴
2022年4月〜現在
 東海学園大学スポーツ健康科学部 准教授
2019年4月〜2022年3月
 東海学園大学スポーツ健康科学部 講師
2016年4月〜2018年3月
 順天堂大学スポーツ健康科学研究科 助教
2015年4月〜2018年3月
 順天堂大学スポーツ健康科学部 助教
2014年1月〜3月
 インディアナ大学 (特別研究員PD 海外渡航制度)
2012年4月〜2015年3月
 日本学術振興会 特別研究員PD
2011年4月〜2012年3月
 日本学術振興会 特別研究員DC2

表彰
2022年12月
 第35回日本トレーニング科学会 若手研究奨励賞 (共同)
2019年 3月
 第26回日本健康体力栄養学会 優秀賞 (共同)
2018年10月
 第31回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 奨励賞 (共同)
2018年10月
 第31回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 奨励賞 (共同)
2018年 3月
 第25回日本健康体力栄養学会 優秀賞 (共同)
2017年10月
 The 3rd Congress, International Academy of Sportology Best Poster Award (共同)
2017年10月
 第30回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 大賞 (筆頭)
2017年 3月
 第24回日本健康体力栄養学会 優秀賞 (共同)
2016年10月
 第29回日本トレーニング科学会 トレーニング科学研究賞 奨励賞 (筆頭)
2015年10月
 The 20th Shizuoka Forum on Health and Longevity Poster presentation Award (筆頭)
2015年10月
 The 20th Shizuoka Forum on Health and Longevity Poster presentation Award (共同)
2010年 9月
 第65回日本体力医学会大会 若手研究者奨励賞 (筆頭)

主な著書


子どもの健康と遊びの科学 からだと心を育む術
  (講談社サイエンティフィック, 2022年12月)
パワーズ運動生理学 (翻訳)
  (メディカルサイエンスインターナショナル, 2020年9月)
スポーツでのばす健康寿命 科学で解き明かす運動と栄養の効果
  (東京大学出版会,2019年10月)

資格


認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト (CSCS)

トレーニング指導歴


2021年6月〜
 東海学園大学男子サッカー部 フィジカルコーチ
  第2回 東海学生サッカーリーグ新人戦 優勝(2022年12月)
  第46回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント ベスト16(2022年8月)
  第69回 東海学生サッカートーナメント 準優勝(2022年7月)
  第39回 愛知学生サッカー選手権大会 準優勝(2022年3月)
  第70回 全日本大学サッカー選手権大会 ベスト16(2021年12月)
  第60回 東海学生サッカーリーグ戦1部 優勝(2021年11月)
  第45回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント ベスト16(2021年8月)
  第68回 東海学生サッカートーナメン ト優勝(2021年7月)
2015年4月〜2019年3月
 順天堂大学ハンドボール部 副部長・フィジカルコーチ
  全日本学生選手権ベスト16, 関東秋季リーグ戦1部8位, 関東秋季リーグ戦2部優勝
  など
2010年9月〜2018年3月
 エクササイズアドバイザー
 (株式会社そごう・西武 西武池袋本店 カラダステーション)
2010年8月〜2011年3月
 エクササイズトレーナー(順天堂大学医学部付属順天堂医院 健康スポーツ室)
2004年6月〜2007年5月
 フィットネストレーナー(株式会社 ルネサンス)

スポーツ競技歴


サッカー
バスケット
ラクロス
 全日本選手権(社会人を含む) ベスト8
 関東学生リーグ戦 準優勝
 東京六大学リーグ戦 優勝
 関東大学新人戦 優勝



定員に達したため、申込を終了しました。



ご相談・お問い合わせは下記まで

<三好ともいきスポーツクラブ事務局>
  〒470-0207 みよし市福谷町西ノ洞21-233
  東海学園大学三好キャンパス5号館2階
  電話:0561-36-6614
  メール:mtsc@tokaigakuen-u.ac.jp


主な研究内容


@骨格筋の形態と機能を向上させるトレーニング方法の開発
いわゆる筋力トレーニングの研究です。筋パワー・筋力・筋持久力を向上させ、筋肥大引き起こすための効果的かつ効率的なトレーニング方法の開発に取り組んでいます。

Aエネルギー供給能力を向上させるトレーニング方法の開発
 ランニングやサイクリングなど、よりエネルギー供給能力に特化したトレーニング方法の研究です。無酸素パワー・有酸素パワーを効果的かつ効率的に向上させるトレーニング方法の開発に取り組んでいます。

@とAについて、現在は、特に「漸減トレーニング」の開発に力を入れています。
これは、負荷/強度を高いところから低いところまで段階的に減少させながらトレーニングすることで、広範囲な適応を引き起こすことを目的とした方法です。
詳しくは、下記の文献をご覧ください。

5. 尾崎隼朗. 漸減トレーニング:新たなトレーニングの考え方と今後の展望. Strength &Conditioning Journal. 27(10): 2-9, 2020 記事
4. Ozaki Hayao, Abe Takashi, Loenneke JP, Katamoto Shizuo. Stepwise load reduction training: A new training concept for skeletal muscle and energy systems. Sports Medicine. 50: 2075-2081, 2020 論文
3. 尾崎隼朗. 漸減トレーニング 〜第3の新たなトレーニングを目指して〜. Journal of training Science for Exercise and Sport. 30(4): , 2019 論文
2. Ozaki et al. Decrescent intensity training concurrently improves maximal anaerobic power, maximal accumulated oxygen deficit, and maximal oxygen uptake. Physiology International. 106(4):355-367, 2019 論文
1. Ozaki et al. Effects of drop sets with resistance training on increases in muscle CSA, strength, and endurance: a pilot study. Journal of Sports Sciences.36(6):691-696, 2018 論文

B子供の体力向上のための研究(幼児を中心に)
 幼児を中心に体力や身体活動の評価、またこれに基づいた運動プログラムの開発を目指しています。主に、愛知県東郷町・千葉県印西市のフィールドと協力して研究を進めています。

Bに関連する主な文献
1. Ozaki et al.The Measurement of Strength in Children: Is the Peak Value Truly Maximal? Children. 8(1): 9; https://doi.org/10.3390/children8010009, 2021 論文

C中高齢者の身体機能向上のためのトレーニングの開発
 中高齢者の身体機能向上のために、@・Aの研究から得られた知見を応用して、効果的かつ効率的なトレーニング方法の開発に取り組んでいます。

Cに関連する主な文献
4. 深代千之, 安部孝. スポーツでのばす健康寿命 科学で解き明かす運動と栄養の効果. 東京大学出版会. 2019年10月 (p.90-107を担当) 著書
3. Ozaki et al. Effects of Progressive Walking and Stair-Climbing Training Program on Muscle Size and Strength of the Lower Body in Untrained Older Adults. Journal of Sports Science and Medicine. 18: 722-728, 2019 論文
2. Ozaki et al. Combination of body mass-based resistance training and high-intensity walking can improve both muscle size and VO2peak in untrained older women. Geriatrics & Gerontology International. 17(5): 779-784, 2017 論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27215634
1. 安部孝, 真田樹義, 尾崎隼朗. サルコペニアを知る・測る・学ぶ・克服する. 有限会社ナップ. 2013年2月 (p.99-136を担当) 著書

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